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【ドル円】なぜ大幅な値動きが起こるのか?

ここ1週間で、ドル円相場に新たな動きが見られています。
その内容を詳しく見てみましょう。

 

「噂」で買って「事実」で売る

2022年7月27日、米国の金融政策を決定する「FOMC(米連邦公開市場委員会)」で、予想通り0.75%の利上げが決定されました。
FRBは大幅な利上げの可能性を残しつつも、データ次第では利上げペースが鈍化する可能性も示唆。次回のFOMCは9月。当面は経済指標を見守っていくということです。
さらに、翌日の7月28日、米商務省が「2022年4~6月期の実質GDP国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比0.9%減」と発表しました。2期連続のマイナスとなったことから、ドル円相場は134円台に。その影響が続き、8月2日には一時130円台を記録し、大幅に下落しました。

しかし、8月2日、FRBによる利上げに対して積極的な発言が相次ぎ、「利上げのペースが減速するんじゃないか?」という見方が後退。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大が再び意識され、円を売ってドルを買う動きが優勢となりました。FRBが積極的な利上げを続けるという見方が改めて強まっていることが、ドル円の上昇の要因となっている状況です。

ドル円は「噂」で買って「事実」で売る”という展開を体言している結果になりました。

 

実際に取引していた場合

では、上昇した8月2日に買っていた場合、どれだけ利益が出たのでしょうか?
実際のチャートを見てみましょう。

8月2日、131.954円で10ロット購入しています。(「買い」エントリー)
本日8月3日10時42分時点で、17,240円の含み益になりました。
この時点で売るか、まだ持ち続けるかは、購入時に想定したシナリオや自分のルールに従って取引します。

このように、情報をこまめに取得し、チャンスを逃さずエントリーできれば、手堅く利益を得られるようになります。

 

まとめ

今回の場合は、GDPの悪化で売り相場、FRBの利上げに対する積極的な発言により買い相場に転じました。
FXや株式投資はいわば情報戦です。日頃からニュースに着目し、相場にどのような影響があるかを考えてみましょう。

また、「投資を始めようと思うけど口座開設は後で」と思っている方は、ぜひすぐに口座開設を。
口座開設にお金はかからないので、投資の第一歩に最適です。
何より、時が来たらすぐ買えるように口座開設&入金しておいて、いつでも勝負できる環境を整えておくことが大切ですよ。

 

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